最低限、5GBは確保する
ご自分で利用しているiPhoneの「容量」はどのくらいなのか、ご存知ですか?
「容量」とは、写真や音楽や連絡先、各種アプリのデータなど、ほとんどのデータを保存しておく「倉庫」のようなものです。
iPhoneの端末本体の「容量」はあらかじめ決められており、iPhone購入時に、自分に最適な「容量」の機種を選ぶことになります。16GB、32GB、64GB、128GB、256GB、512GBとありますが、機種ごとに販売されている「容量」は違ってきます。
最近の端末では、「64GB」「128GB」「256GB」「512GB」が多いと思います。
わからない方は、「設定」「一般」「容量」で知ることができます。
使い続けているうちに、各種データは増えていき、「容量」を圧迫していきます。いわゆる「空き容量」がなくなっていくということです。使用可能な「容量」が、あとどのくらいあるのか知るには、「設定」「一般」「使用可能容量」で知ることができます。
ここで注意しておきたいこととして、最低限、5GBは空けておいてほしいのです。iOSをアップデートする時に、プログラムを一時的に保存しておくために必要だからです。
現在の使用可能容量 – 5GB = 実際に使える使用可能容量 と考えてください。
データが増え続け、使用可能容量が1GBより少なくなった場合、画面上に「空き容量が不足しています」とメッセージが表示されます。
メッセージが表示された場合は、大急ぎで空き容量を確保してください。また、電源を落としたり、再起動をするようなことは絶対にしないでください。ご利用中のiPhoneが使用不可能になります。
続けて利用するには、iPhoneを「初期化」することになるため、全てのデータが消滅することとなります。
時代はもうクラウドなんですよ
本来、iPhone端末内にデータを保存しておくのは、最小限にすべきと考えています。
それは、想定外の故障、思わぬところでの水没、予測できない紛失・盗難など、いつも持ち歩いている場合、常に「リスク」がついて回るためです。ご利用中のiPhoneが、上記のような理由で利用不可能になった場合、大事なデータを失うことになります。
では、差し迫って今現在、相当ヤバい状況に置かれている方は、どうすればよいか?また、今後増え続けるデータに、どう対処すればよいか?
「オンラインストレージ」というクラウドに預ければいいんです。
そうです。どこかの誰かが言っていたように、時代はもうクラウドなんですよ。
「オンラインストレージ」とは、iPhone端末内ではなくネット上にある、「データを保存しておける倉庫」のことです。
増え続けるデータを端末から削除せずに、すべてを「オンラインストレージ」に預ければ、いつまでもデータを残すことができます。
上手な利用法もあります。それは…。