「安心を得る」ためのサービス
大小問わず、形のあるものは壊れたり、失くしたり、盗難にあったりするかもしれない。万が一そうなったら経済的ダメージが大きくて困る。そのような時に備えるために入るのが保証サービスです。
「壊すようなことはない。失くすようなことはない。」と絶対的な自信があれば、保証サービスには入る必要がありません。むしろ無駄です。誰しも壊そうとして壊したわけではなく、故障や紛失、盗難などは想定外の事態のはずで、そのことの起きる確率はユーザーによって異なります。
リスクの高さと適切な保証内容、それに見合う費用のサービスがあるならば、ユーザーにとって入る価値のあるサービスといえるでしょう。保証サービスは必ずしも必要なものではありませんが、適切なサービスがあるなら、加入するのが望ましいと思います。
何事もなければ加入にかかる料金は「掛け捨て」になりますが、昨今の高額になりがちなデバイス価格、損得で判断するのではなく、一定の金額を払うことで、「安心を得る」ためのサービスであることを忘れないでください。
「AppleCare+」のメリットとデメリット
「AppleCare+」はAppleのサービスであるため、「安心を得る」という意味では、実に最適なサービスと言えます。損傷がひどく修理できないという場合にも、低額な料金で交換という対応を受けられるため、確実に正常なデバイスが手元に返ってくるという点は大きなポイントです。
しかし「AirPods」は、小さくて落としやすいものの、紛失や盗難は保証対象外です。また保証期間も2年と決められているため、ヘビーユーザーでない限り、この期間でバッテリーが79%以下になる事はあまりなく、バッテリーの無償交換を利用できない可能性もあります。
「AirPods」は有償交換や買い替えても、そこまで高額とはいえないため、リスクを低く見積もっている場合には利用しにくいサービスといえます。

