突然になる場合もある
iPhoneを手に取ったら、画面にUSBケーブルとパソコンのマークが表示され、全く操作ができなくなった!ある日突然、このような状況になって困ったことはありませんか?
このような状態を「リカバリーモード」と言います。
「リカバリーモード」は、iPhoneが正常な動作を続ける上で問題があった場合に、安全のため強制的に操作が出来なくなる機能です。また、iOSのアップデート中や復元中に、突然iPhoneが「リカバリーモード」に突入することもあります。
何らかの原因で「iPhoneの電源は入るけど正常に操作ができない」という症状を解消する時、意図的に「リカバリーモード」から正常に戻します。ただし、iPhoneが突然このような状態になってしまった場合、正常に戻すには「初期化」する以外に方法がありません。
「初期化」をした場合購入時の状態に戻るため、端末自体は問題なく使用できますが、保存したデータはすべて削除されます。出来るなら、データを残したまま初期化をしたいと思うのが普通だと思いますが、出来ません。
突然「リカバリーモード」になってしまう原因
iPhoneが突然「リカバリーモード」になってしまう原因はいくつか考えられますが、
- バッテリー異常
- 振動による、コネクタの接触不良
- 以前に水没したことがある
- パスコードの10回連続入力間違い
- iOSのアップデートの失敗
- iPhoneに、物理的なダメージを与えた
- 基板にあるICチップなどパーツの劣化
などがあります。
対処の方法
なってしまったものは仕方がないため、自分で出来る方法として、「強制再起動」があります。
「リカバリーモード」状態のiPhoneを、強制的に再起動させることで、運が良ければ解除できる場合があります。「強制再起動」を数回試してみても「リカバリーモード」を解除できない場合、残念ながら「初期化」となります。
が、その前に当店にご相談ください。状況を伺ったうえで、できることを試してみます。もしかしたら復旧できるかもしれません。
それでも「リカバリーモード」を解除できない場合、「初期化」する以外に方法がありません。
「データのバックアップ」があれば、バックアップを取った時点までのデータは戻りますが、無い場合は潔く諦めてください。