Quick Repair Annex

iPhoneのリセット

iPhoneのリセットは6種類

iPhoneを利用している方で、iPhoneの「リセット」について理解していますか?
「設定」⇒「一般」⇒「リセット」ここで必要なリセットを選択します。

 

  1. すべての設定をリセット
  2. すべてのコンテンツと設定を消去
  3. ネットワーク設定をリセット
  4. キーボードの変換学習をリセット
  5. ホーム画面のレイアウトをリセット
  6. 位置情報とプライバシーをリセット

 

それぞれどのようなリセット方法でしょう。

【すべての設定をリセット】

設定に関連するすべての項目が初期化されます。「設定」で設定した「内容」が、すべて初期状態になります。

 

■初期化の対象

  1. Wi-Fi 設定
  2. 位置情報の設定
  3. 画面の明るさ
  4. 機能制限
  5. パスコードロック
  6. アクセシビリティ
  7. アラーム設定
  8. 通話・サウンド音量設定
  9. 天気予報などの登録地
  10. Bluetooth設定
  11. 通知設定
  12. コントロールセンター設定
  13. おやすみモード設定
  14. Siri設定
  15. TouchID設定
  16. 自動ロック設定
  17. 壁紙設定
  18. キーボード設定
  19. Appのバックグラウンド設定
  20. iPhoneバックアップの暗号化

 

●ポイント

  1. 写真や音楽、アプリ、連絡先などのデータは初期化されません。あくまでも「設定に関する内容」を初期化するので、データは初期化されません。
  2. iTunesでバックアップ・復元の際の暗号化をリセットできます。iTunesでバックアップを取る際に「バックアップを暗号化」することで、すべてのデータを引き継ぐことが可能になります。保存したアプリやデータだけではなく、パスワードやWiFi設定、LINEやSafariなどのデータも容量に関係なく復元できます。しかし、暗号化の際に設定したパスワードを忘れてしまうと復元ができません。その暗号化のパスワードをリセットする方法が、この「すべての設定をリセット」です。

【すべてのコンテンツと設定を消去】

iPhoneに保存したすべてのデータと設定を、工場出荷状態に初期化します。最も注意が必要な項目です。

 

●ポイント

  1. 完全に初期化状態となる為、購入した時と同じ状態まで戻るため、必ずバックアップを取りましょう。iPhoneに入っているデータを利用する予定がある場合は、かならずiTunesかiCloudでバックアップを取るようにしてください。
  2. 「iPhoneを探す」をオフにしないと、iPhoneを初期化することができません。「iPhoneを探す」をオフにするには、「AppleIDのパスワード」が必要となります。「設定」⇒「Apple ID」⇒「iCloud」⇒「iPhoneを探す」⇒「iPhoneを探す」のチェックをオフに⇒AppleIDのパスワードを入力⇒「オフにする」

またiPhoneの挙動がおかしい時や、端末の売却や譲渡、廃棄する時に利用します。

【ネットワーク設定をリセット】

Wi-Fiやネットワークの設定を初期化します。
ネットワーク関連の設定だけを初期化するので、写真や動画、連絡先などのデータは消えることはありません。

 

■初期化の対象

  1. Wi-Fi設定
  2. インターネット共有の設定
  3. VPN設定
  4. モバイルデータ通信の設定

●ポイント

  1. Wi-Fiの再接続が必要になります。すべてのWi-Fi情報をリセットしてしまうので、自宅や勤め先でも再度Wi-Fi設定が必要になります。
  2. テザリングのパスワードも再設定が必要になります。テザリングを利用する方は、テザリングのパスワードも初期化されています。
  3. 圏外が解消されない時
  4. インターネット通信が不安定な時

【キーボードの変換学習をリセット】

文字入力の際、予測変換を工場出荷状態にまで初期化できます。
主に文字入力の際に不具合がある場合に利用するリセットです。

 

■初期化の対象
キーボードの予測変換(2回以上入力した単語などを記憶し、次回入力時に予測して表示させる機能)

 

●ポイント

  1. ユーザ辞書は初期化されない。キーボードの予測変換をリセットするので、ユーザ辞書に登録した内容は初期化されません。
  2. キーボードの全般の不具合を解決できる可能性がある。文字入力などキーボードに関わる不具合を解決できる場合があります。

【ホーム画面のレイアウトをリセット】

ホーム画面のアプリのレイアウトを初期化できます。
あまり使うことはありませんが、工場出荷状態のアプリ順に並べたい時は便利だと思います。

 

●ポイント

  1. インストールしているアプリは削除されない。レイアウトだけのリセットのため、アプリは削除されません。順番が変わるだけです。
  2. 標準でインストールされているアプリ以外は「名前順」に並び替えされる。数字 ⇒ 英語 ⇒ ひらがな/カタカナ ⇒漢字の順番で並び替わります。

 

【位置情報とプライバシーをリセット】

【位置情報とプライバシーをリセット】
アプリ毎のデータの取り込みや共有の許可、位置情報の設定を初期化します。
アプリ毎に位置情報のデータに不具合があったり、アプリ内で一部機能が使えなかったりする時にリセットをすることで解消する可能性があります。

 

■初期化の対象

  1. アプリの位置情報設定
  2. プライバシー設定

 

●ポイント

  1. カメラやナビなどのGPS・位置情報の不具合を改善できる可能性があります。撮影した場所が検討違いの場所を表示していたり、位置情報をリセットすることで正しい位置情報を取得できる可能性があります。
  2. 全アプリで「許可/不許可」を選択しなければならないため、初期化すると、全てのアプリで、連絡先や位置情報を参照する場合に「許可/不許可」の選択が面倒。

まとめ

6種類のリセットがありますが、利用するのは「すべてのコンテンツと設定を消去」の一択だけでしょう。
なぜなら、データのバックアップがあれば、iPhoneの不具合はこれだけでほとんど改善できてしまうからです。

 

iPhoneを売却・下取り・譲渡する場合は、「iPhoneを探す」をオフにした上で、「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行してください。必要ならば用途によって使い分け、よく確認の上で各リセットを試してください。