ICCIDとは
ICCIDとは、「Integrated Circuit Card ID」を略した言葉です。
ICCIDは、ICカード一枚ごとに固有な識別番号となっており、スマートフォンのSIMカードの識別番号として利用されています。
iPhoneを利用するときは、必ずSIMカードを挿入します。SIMカードを挿入すると端末が回線の契約を認識して、電話とインターネットが利用できます。
大手キャリアと契約する場合、ユーザーがICCIDを気にする必要はありませんが、格安SIMを契約する場合、初期設定での入力が必要になることもあります。
端末の購入や回線を契約した際に受け取った書類に、ICCIDとIMEIが書かれていると思います。またSIMカードの表面を見れば、ICCIDが直接書かれています。
ICCIDの読み方
SIMカードの場合、先頭2桁が通信業界を表す「89」、続く2桁が国番号(日本は「81」)、続く3桁がその国における通信事業者番号となります。
NTTドコモは「100」、ソフトバンクは「200」、au(KDDIと沖縄セルラー)は「300」。
さらに8桁目以降に続くのが各カード毎に固有の番号で、各通信事業者が番号の割り当てを行なっています。(電話番号ではない)
最後の一桁は残りの桁から算出したチェックデジット(誤り検出コード)となっています。