同じようで意味が違う
iPhoneでは多くの場面に「パスコード」という言葉が現れます。同じように、iPhoneでは「パスワード」も多く使われます。
では、「パスコード」と「パスワード」はどのように違うのでしょう。
| 名称 | 違い |
|---|---|
| パスコード | デフォルトでは「数字のみ」でロック解除など、iPhoneの端末内で認証処理が行われるもの |
| パスワード | 「英大文字・英小文字・数字・記号が混在した長めの文字列」でWEBサーバなど、iPhoneの端末外で認証処理が行われるもの |
iPhone以外のアプリでは、〇文字以上〇文字以内、4種類を必ず混在させる、同じ数字や文字を続けてはいけない、など条件を設けている場合もあるため、設定する場合は注意してください。
世界でたった一人が知っている
「パスコード」や「パスワード」は、勝手に変更されることは絶対にありません。
設定したと思われる「パスコード」や「パスワード」が、万が一変更されていた場合は、
- 自分自身で「パスコード」や「パスワード」を変更した
- 「パスコード」や「パスワード」を知っている誰かが変更した
の必ずどちらかになります。
設定した「パスコード」や「パスワード」は絶対に忘れないでください。知っているのは世界でたった一人です。
再起動後は注意
「TouchID」や「FaceID」を利用してロック解除している方は、再起動直後は特に注意が必要です。再起動後の最初のロック解除は、必ず「パスコード」を入力しないとロック解除出来ないからです。
電源を自分で切らなくても、iOSのアップデートや充電切れ、またはiPhoneの予期せぬ故障などで電源が落ちてしまうことがあります。
そのため、便利だからと言って「TouchID」や「FaceID」に全面的に頼り過ぎるのも注意が必要です。
iPhoneに限らず、今のデジタルな世の中、「IDとパスワード」はセットで必要になっています。工夫して、他人にはわかりづらいものを用意してください。
